レイキとは

臼井甕男(うすい みかお)という方が創始者。

彼の生涯と功績は以下の通りです。

生涯と学び

臼井甕男は1865年(慶応元年)に岐阜県で生まれました。幼少の頃から熱心に学び、欧米や中国にも遊学して幅広い知識を身につけたと言われています。官吏、会社員、新聞記者、布教師、実業家など様々な職業を経験し、豊富な人生経験を積みました。

レイキの発見と普及

大正11年(1922年)、京都の鞍馬山での21日間の断食瞑想中に、宇宙の「靈氣」に基づいた心身を健全にする技法を感得したとされています。彼はこれを「臼井靈氣療法」と名付け、世に広めることを決意しました。

翌月には「健康と幸福への道は同じである」ことを表す「教義五戒」を定め、東京の青山原宿に「臼井靈氣療法学会」を設立し、多くの人々にレイキを教え、治療を行いました。関東大震災の際には、被災者の治療にも尽力しました。

功績と影響

臼井甕男の最大の功績は、この「靈氣」というエネルギーに関する知識を多くの人々に開放し、その伝承・普及の体制を確立したことにあると言われています。彼は生涯で2,000人以上の生徒にレイキを教え、そのうち11人が師範(マスター)レベルに到達しました。

臼井甕男が確立したレイキは、その後、海外へと広がり、現在では「Reiki」として世界中で実践されています。癒しの技法としてだけでなく、健康法や精神修養法、そして幸せに生きるための技法としても認識されています。

彼は1926年(大正15年)に62歳で亡くなりましたが、彼が創始したレイキは今もなお多くの人々に受け継がれ、心身の健康と幸福に貢献しています。

 

●考えられるレイキの効果

・深いリラクゼーションを与えストレスを軽減

・自然治癒力の向上

・精神的な癒し

・トラウマ治療、性癖治療

・高次のエネルギーによる精神性向上

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